企業アカウントの開設方法|運用ポイントも紹介!

Instagramで企業アカウントを作るべきか、迷っている企業もあるのではないでしょうか。SNSを使った集客が増えている中、より多くの機能を使うために企業アカウントを検討しているのかもしれません。

Instagramの企業アカウントを作るとどんなメリットがあるのか、解説方法や手順について詳しく説明していきたいと思います。

企業アカウントを考えている人はまずは参考にしつつ、選ぶようにしてみて下さい。

そもそもInstagramの企業アカウントとは?

Instagramの企業アカウントとは、一般的には企業が運用するInstagramのプロアカウントのことをいいます。そもそもプロアカウントとは「クリエイターアカウント」と「ビジネスアカウント」に分けられています。クリエイターアカウントは、著名人や有名人の人が活動用に使っているアカウントです。ビジネスアカウントは、企業や店舗があるときに使われているアカウントの違いがあります。

プロアカウントに切り替えなくても、企業アカウントは作成できます。ただ、実際に企業が運用するInstagramアカウントのほとんどがプロアカウントを選択しています。企業がInstagramを運用するうえでインパクトのある写真や動画を投稿すると、多くの人に認知してもらえるようになり多くの接点を持てるようになります。

ブランディング効果も期待できますし、見込み客への集客や販売促進・購買に繋げることもできます。他にもInstagramにはストーリーズという機能もあり、期間限定の情報の発信もできます。ビジネスにとって欠かせないさまざまな機能を利用できるようになるため、企業の多くは、Instagramの企業アカウントを作成しています。

Instagramの企業アカウントを開設するメリット

企業がInstagramの企業アカウントを開設するのは、さまざまなメリットがあります。

拡散力が高く企業にとっても広告ツールとして活用できるのがInstagramの良さです。企業がInstagramの企業アカウントを始める4つのメリットについて説明していきたいと思います。

マーケティング活動を低コストで行える

Instagramの企業アカウントは、低コストでマーケティング活動が出来るメリットがあります。できるだけ導入時のコストをかけずにアカウントを分け運用したいと考えている企業にとっても使いやすいメリットがあります。InstagramはFacebookとも連動しているので、細かくユーザーをターゲティングした広告を出稿することも可能です。1日100円程度で運用できることを考えると、企業にとっても負担を少なく運用できる方法といえるでしょう。

企業の認知度向上やブランディングにつながる

Instagramの国内月間アクティブユーザーは、3,300万人以上だと言われています。日本の1/4以上の人がInstagramを使っていることもあり、効率的に商品やサービスをアピールしたいときに向いています。例えば新商品を販売するときに、より多くの人に知ってもらうにはどうしたらいいのか?を考えると、魅力を伝えることができるInstagramはブランディング効果も期待できる方法といえるでしょう。

新たな商品・サービスをいち早くPRできる

Instagramはすぐに情報を投稿でき、広告を出稿すればフォロワー以外のユーザーにもアピールできる特徴があります。投稿すればすぐに自社のアカウントに表示され、宣伝したい商品やサービスを好きなタイミングで確認してもらえるようになります。投稿がより多くの人に浸透するため、新商品をいち早く届けたいときにも使えます。試作段階のときからアピールすることもできるので、期待感を高めて予約数を増やしていくことも可能です。

ユーザーとの接点ができる

→ユーザーから直接的な意見を得られる&ユーザーとの継続的なコミュニケーションをとれる。信頼関係を構築しやすく、結果として新たな顧客の獲得・売上の拡大につながることを説明

Instagramの企業アカウントは、ユーザーとの接点を増やす機会でもあります。直接的な意見を集めつつ、ユーザーとの継続的なコミュニケーションをとる機会でもあります。そのため、信頼関係を構築しやすくなりファンを増やしていくことにも繋がります。結果として、新しい顧客の獲得や売り上げの拡大にも繋がる部分になります。企業との距離を近付けるとユーザーと親密な感情を抱きやすくなり、商品を購入する時の後押しになる場合も考えられます。やりとりを通して企業のイメージアップに繋がる点も大きなメリットといえるでしょう。

【4STEP】Instagramの企業アカウントの開設方法・手順

Instagramの企業アカウントの開設方法や詳しい手順について4つのステップに分けて説明します。

これから企業アカウントを作りたいと検討している人にとっても、どこよりもわかりやすく説明していきますので、参考にしつつ進めるようにしていきましょう。

STEP1:Instagramアカウントの登録

企業アカウントを作る時も、通常のInstagramアカウントを作る時も、基本的な手順は同じです。まずは、Instagramアカウントの登録から始めていきましょう。登録はスマホもしくはPCのいずれかより登録ができます。スマホを使ってInstagramアカウント登録を進める場合は、まずはアプリのインストールから行う必要があります。

登録の手順は以下の通りです。

1.まずはInstagramをダウンロードします

2.アカウントの登録画面になるので、電話もしくはメールアドレスを使って登録作業を進めていきます

3.電話番号はSMS、メールアドレスは認識コードを入力します

4.届いたコードを正しく入力します

5.誕生日を入力します。ただし、注意点として3歳以上の年齢を入力しないと、アカウントの凍結となってしまうリスクも考えられるので、十分に注意しましょう。

6.ビジネスを連想させるような30文字以内のユーザーネームを入力します

以上で一通りの設定は完了です。

スマホから登録しようとすると、すでに持っているアカウントと、切り替える作業が必要になることも考えられます。ただ、一般的なアカウントと、ビジネスアカウントは異なるものなので、別々に登録しておくのをおすすめします。

STEP2:一般アカウントからプロアカウントへの切り替え

Instagramの一般アカウントを作ったあとに、プロアカウントへの切り替え作業を行うようにします。

プロアカウントに変更することで、使える機能も増えていきますし、使い勝手が良くなります。

以下の手順にて、プロアカウントに登録を変更しましょう。

1.プロアカウントは、プロフィールを編集もしくは「設定」のなかにある「アカウントの切り替え」を選択することで、切り替えができるようになります。

2.カテゴリの設定はおすすめもしくは、検索して適したものを選ぶこともできます

※表示されるカテゴリ(レストラン、商品やサービス、美容・化粧品、食料品店、小売り、不動産など)

3.カテゴリ設定のあとにビジネスタイプを選択するときに「ビジネス」を設定します

4.メールアドレスや電話番号を公開にしておくと、ユーザーからの問い合わせに対応できます

5.facebookとの連携を求められるので、選んで完了です。

ここに入力した内容は基本的に「公開」される情報となります。

プロフィールに表示されてしまい問題のあるものは記載しないように調整しておきましょう。

Facebookの連携もページを持っていないときは無理に作る必要はないので安心してください。

STEP3:プロフィール情報の入力・編集

Instagramの登録や、プロアカウントへの切り替えが完了したあとは「編集」作業が必要です。

Instagramのページは多くの人が目にする場所でもあるので、情報を入力するときは正確なものを入れておき誰が見てもわかるようにしておきましょう。

例えば、Instagramに掲載する写真もそうですし、プロフィールや自社リンクなどの設定をおこなっていきます。多くの企業は自社のブランドロゴをプロフィール写真として設定しています。もし、特にブランドのロゴと言えるものがないときは、会社に関連する写真を設定しておくとイメージを統一できます。

Instagramのプロフィール文は、自社の印象を決める重要なポイントと言えるでしょう。最大150文字まで入力することができますが、最大まで入れてしまうと読みにくくなってしまうので簡潔にまとめるのをおすすめします。プロフィールのなかに、ハッシュタグやメンションを入れることもできるので、ユーザーにアピールしたいキーワードがある人はプロフィールに入れるようにしておきましょう。

自社サイトのリンクも登録しておくことで、ホームページに直接飛べるようになるのでアクセスも簡単にできますし自社のことをより多くの人に知ってもらうきっかけにもできます。

STEP4:アカウント設定のカスタマイズ

ここまで設定が完了したあとは、アカウントの細かな設定をカスタマイズするのをおすすめします。

Instagramのなかにある「プライバシー設定」から、機能制限などの設定ができるようになります。

【コメント】

・投稿にコメントできる人の制限について調整する(フォロー中の人とフォロワーのみ、フォロー中の人のみ、フォロワーのみなどの設定が可能です)

・コメントをブロックする相手を指定して、非表示ワードを設定する

【投稿】

・タグ付けできる人を制限し調整する(全員、フォローしている人のみ、誰にも許可しない)

など、他にもカスタマイズできるものはたくさんあります。

例えば「フォロワーからのメッセージを受け取るか」の設定についても、基本的にはオンにしておくようにしましょう。最初のうちはメッセージが届いても処理できないと感じているのであれば、慣れないときはオフにして企業用のメールアドレスに誘導するなどの工夫をしておきましょう。

他に「ログイン状態をフォロワーに教えるかどうか」の設定もできるのですが、こちらはオフの設定にしておくといいと思います。

Instagramの企業アカウントの運用を成功させるためには?

Instagramの企業アカウントの運用を成功させるために、覚えておきたいポイントを紹介します。

・ハッシュタグや位置情報を積極的に活用する
・キャンペーンを実施する
・フォロワーの年代や性別を確認し、ペルソナに沿った投稿かどうかを確認する
・ペルソナはできるだけ近いモデルの人を参考にしつつ決めるようにする

Instagramの企業アカウントの運用は、いかに注目を集めてより多くの人に見てもらえるかどうかによって変わってきます。説明した4つのポイントはいずれも大切なものになり、投稿にリアリティを持たせることにも繋がります。また、プロアカウントでは1週間分しか記録に残りません。今後の戦略にいかすためにも、データを記録する癖をつけておき、運用を成功させるようにしていきましょう。

Instagramにおける企業アカウントの運用事例3選

ハッシュタグの活用やキャンペーンを上手に実施し上手く運用しているアカウントを紹介します。

●Star Bucks Coffee Japan(スターバックスコーヒージャパン)

Instagramの写真は、誰もが知っているスタバのロゴを使い、イベントやスタッフ紹介、新商品の案内などを行っています。スタバならではのイメージを大切にしており、季節感のあるメニューやグッズの写真・動画などを積極的に投稿しています。ショッピング機能も搭載しているため、コーヒー豆やグッズをネットショップから購入することでき、便利な企業アカウントといえるでしょう。

●MUJI無印良品

無印良品ならではのシンプルなデザインを追求し成功しています。日常的に使用できるシーンを想像させるような投稿がメインになり、スタッフおすすめや商品について詳しく紹介しています。ハイライト機能を使って、新店舗の情報を発信するなどの無印良品好きにとってもたくさんの発見のあるアカウントです。ショッピング機能を使えば、ネットショップで商品を購入することもできます。

●DAISO(ダイソー)

Instagramでは、ダイソーで販売している商品の紹介や使い方紹介の投稿をメインとしています。各店舗からのお知らせやキャンペーンについても投稿しているので、最寄りのダイソーの情報を知りたいときにも使えます。他にもネットショップもありますし、ハイライトやネットショップに移動する導線もありダイソーの魅力を存分に発揮しています。

まとめ

Instagramの企業アカウントを作ることで、低コストで運用でき、認知度向上やブランディングに繋げられる方法といえるでしょう。実際に企業がどんなアカウントを作って、どんな施策をしているのかを知るためには、成功している企業を参考にするのをおすすめします。また、企業アカウントを作ったあとにペルソナに沿ったキャンペーンやハッシュタグを使うことで、より多くの人に見てもらえる可能性が高まります。Instagramの企業アカウントを積極的に活用するようにしてください。

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