Instagram運用の委託先には、運用代行会社のみならず個人・フリーランスの選択肢もあります。どこに依頼したらいいのか、Instagram運用を個人・フリーランスに任せていいのか迷っている人もいるのではないでしょうか。Instagram運用を始めるうえで覚えておきたい、個人・フリーランスに任せたときのメリット・デメリットや費用相場について、詳しく解説していきたいと思います。
Instagramの運用代行は個人・フリーランスにも依頼可能！
Instagram運用を始める企業にとって、大きなハードルとなるのが業務負担が増えてしまうことだと思います。もともと少ない人数で業務を回している会社にとって、Instagram運用を始めて成果を出すのは簡単なことではありません。Instagram運用は運用代行会社だけでなく、個人・フリーランスに委託できます。個人・フリーランスで運用代行を請け負っている人の多くは、、Instagram運用で実績を出している人や、運用代行会社から独立してフリーランスとして仕事を受注している人です。
Instagramの運用代行を個人・フリーランスに依頼したいと思っても、どうやって依頼したのかわからない人もいると思います。基本的には、InstagramやTwitterなどのSNSや、クラウドソーシングで探すことになります。投稿を見ると運用代行に関する発信を行っていますので、気になる個人・フリーランスに直接メールを送り運用代行を依頼できるかどうかを確認します。
Instagram運用代行を個人・フリーランスに依頼するメリット
Instagram運用代行を個人・フリーランスに依頼したい人向けにメリットを紹介します。
依頼にかかるコストを抑えられる
Instagram運用を依頼したいと思いつつも、できるだけコストを抑えたい人も多いと思います。個人・フリーランスに依頼するメリットとして、運用代行会社に依頼するよりも価格が安いという理由があります。会社が負担しているようなオフィスビルや人件費が価格に転嫁されません。
どのくらいの作業量を依頼するのかによっても変わりますが、10万円以下（月額）で依頼できることも多くなります。なかには、安く依頼すると思うような結果に繋がらないのでは…と思っている人もいるかもしれません。個人・フリーランスでも実績のある人もいます。Instagram運用で経験を積んでいる個人・フリーランスに依頼すれば問題ありません。
長期的に見てもコストの負担を減らしつつ運用できる良さがあります。
担当者の変更がなく強固な信頼関係を築きやすい
Instagram運用を個人・フリーランスに依頼した場合、担当者の変更はありません。運用代行会社の場合、途中で担当者が変わることも少なくありません。なかには、できるだけ担当者を一貫していたほうが、希望も伝えやすい人もいると思います。
もちろん、引継ぎはしっかりと行いますが、急な退職でスムーズにやりとりができなくなってしまうこともあります。担当者の変更がなく、お互いの信頼関係を築いていきたいと考えている人は、個人・フリーランスにInstagram運用を任せるメリットがあります。
Instagram運用代行を個人・フリーランスに依頼するデメリット
Instagram運用代行を個人・フリーランスに依頼した場合は、費用面において大きなメリットが期待できます。その一方で、デメリットの部分も数多く存在するのも忘れてはいけません。
なかでも、特に注意しておきたい、デメリットについて3つ説明します。
運用スキルが実力がない相手を選んでしまう可能性がある
個人・フリーランスの場合、実績が少なく運用スキルのない相手を選んでしまうことも少なくありません。Instagram運用が注目されているなか、企業のInstagram活用は年々活発になりつつあります。
需要の高まりもあり、個人・フリーランスでInstagram運用のノウハウを持っている人が運用支援サービスを展開するようになりました。ただ、実力不足の人にあたってしまうと期待した効果を得られなくなってしまいます。また、同じ業種の実績がある個人・フリーランスも少なく、提供できるサービスが限定的になってしまうこともあります。
突然の音信不通リスクがある
Instagram運用を個人・フリーランスに依頼すると、突然連絡が取れなくなってしまう可能性もあります。基本的には誠実に対応してくれる人も多いのですが、病気や事故などの不測の事態がおき音信不通になることもデメリットとして覚えておかなくてはいけません。個人・フリーランスに依頼するのであれば、任せきりにせず、定期的に確認するようにしておきましょう。またログインで必要になるPWやIDなどの情報の共有も忘れずに行うようにしてください。ある程度、ルールを決めて共有しておかないと、あとでトラブルになってしまうことがあります。
信頼できる人材を探すのに労力を要する
Instagram運用を個人・フリーランスに依頼した場合、選定の難しさもあります。運用代行会社の場合は、複数人のサポートを受けられるので、専門的な知識・技術が豊富です。個人・フリーランスの場合、本人のスキルに頼ることになります。Instagram運用を、任せられるほどの実績があるのかどうかを見極めなくてはいけません。信頼できる人材を探すのに労力がかかる点もデメリットといえるでしょう。
個人・フリーランスにおけるInstagram運用代行の費用相場
個人・フリーランスにInstagram運用を依頼した場合、月額5万円～10万円前後の費用がかかります。どこまで業務を任せるかによっても変わってきますし、単純作業だけでなく専門的な作業が多ければその分費用が高くなるため、相場よりも多めに見ていたほうが安心です。
具体的には、契約時にかかる「初期費用」と、毎月かかる「月額費用」がかかります。
個人・フリーランスに依頼した場合にかかる費用相場について紹介します。
| 初期費用 | 3万円～15万円 |
| 月額費用 | 運営コンサルティング 6万円～コンテンツクリエイティブ 3万円～投稿代行 3万円～10万円 |
運用代理会社に依頼した場合、初期費用でも10万円〜30万円と個人・フリーランスに依頼したときよりも高めに設定されています。また、運営コンサルティングも20万円～30万円前後、コンテンツクリエイティブも10万円～40万円、投稿代行も20万円と費用相場が変わってくるのがわかると思います。
Instagram運用代行は「個人or代行会社」どちらがおすすめ？
Instagram運用代行は、個人・フリーランスにするか代行会社にするか、迷っている人も多いと思います。どちらに依頼するべきかは、そのときのケースによっても異なります。そのため、個人・フリーランスや運用代行のどちらに依頼するべきか、一概に言えるものではありません。
Instagram運用代行会社に依頼したほうがいい企業には特徴があります。
例えば、ある程度予算に余裕があり月10万円～15万円以上の予算がかけられる場合や、成果を重視したい場合は代行会社に任せるのをおすすめします。個人だとスキルや実績に差が大きく出てしまうので、予算を無駄にしてしまうこともあります。
また、将来的に自社で運用できるようにしたいのであれば、運用支援も行っているInstagram運用代行会社を選ぶのをおすすめします。社内で担当者を決め支援する形でコンサルティングを導入すると、Instagram運用のノウハウや、独自のメソッドを習得するきっかけになります。
まとめ
Instagramの運用代行は、個人・フリーランスに依頼する場合、高いスキルや実績を持っている人を選ぶようにしましょう。コストを抑えられるため、長期的に運用しやすくなるメリットもあります。
また、高いスキルを持った人に依頼したい、途中でInstagramの運用に支障がでてしまわないか心配な人は、運用代行会社を利用する方法もあります。Instagramの何を代行してもらいたいのかを明確にしたうえで、適した依頼先を選ぶようにしてください。
