InstagramのDMを活用した集客|ポイント・おすすめツールも

InstagramのDMを使って集客ができることを知り、もっと詳しいやり方を知りたいと調べている人もいるのではないでしょうか。そもそもInstagramのDMとは何かよくわかっていない人もいるかもしれません。Instagramの企業アカウントを使ってDMを送るときのやり方や、集客に活用するためのポイントについて、詳しく解説していきたいと思います。Instagramで企業アカウントを作ったものの、もっと集客に繋がる施策をしたいと考えている人にもおすすめです。

InstagramのDM(ダイレクトメッセージ)とは?

InstagramのDMとは”Direct message”の略称のことをいいます。

任意の個人もしくは企業宛に直接メッセージを送るための方法です。DM機能は非公開となっているため、第三者に見られてしまうこともなく、複数人で使うDMとしても活用できる特徴があります。テキストはもちろん画像や動画、さらにInstagram内のコンテンツや外部リンクなどのやりとりもできます。

ただし、InstagramのDMを使うポイントとして、1日あたりの送信数には制限があるため何通でも送れるわけではありません。DMが届いたときに教えてくれる「通知機能」や「メッセージリクエスト」「ビデオチャット」などの各機能ごとに設定するやり方もあります。

PC版のInstagramでもDM機能が使えるようになったこともあり、企業アカウントを使う人の割合も増えています。InstagramのDMを上手に活用すれば、集客にも繋げられる便利な機能といえるでしょう。

InstagramのDMが企業の集客に効果的とされる理由

InstagramのDMが企業の集客に効果的といわれているのは、Instagramそのものの特徴や性質の部分が大きく関係してくると言われています。Instagramは若い世代を中心に使用している主要のSNSになり、アクティブユーザーの多さでも知られています。

近頃は、顧客一人ひとりにアプローチするような「One to Oneマーケティング」が重要だと言われているように、InstagramのDMはマーケティングの本質をとらえた手法となります。

例えばInstagramの企業アカウントを作るときに、インフルエンサーとのやりとりが必要になることもあります。知人以外になるとメールを送るためにはアドレスを知っている必要があります。そのため、連絡を取りたいと思っても簡単にできるものではありません。

InstagramのDMは相手のアカウントさえ知っていればいいので集客にも繋げやすく、投稿をより多くの人に見てもらえる可能性も高まります。他にも自社商品やサービスの認知度向上にも繋げられる特徴も持っています。

InstagramのDMを非公開にする企業が多い理由

InstagramのDMが企業の集客に効果的といわれていますが、その一方でDMを非公開(受信拒否)にしている企業も多く存在します。集客に繋がる機能なのになぜ?と思っているかもしれません。

まず、考えられるのがアンチやいたずらなどの迷惑メッセージの多さです。DMとして届く内容は決して良い内容のものばかりとは限りません。アンチからのメッセージやいたずらの連絡が届くことも多くあり、こうした問題を回避するためにDMを非公開(受信拒否)にしています。

また、InstagramのDMは届くと対応しなくてはならず、工数が取られてしまう問題点もあります。毎日膨大な量のDMが届くと、対応するための人員を当てなければいけなくなります。十分なリソースが用意できない企業は非公開にしているほうが、余計なトラブルを未然に防ぐことにもなるのです。少数精鋭で回している企業に限らず、非公開にしている企業もたくさんあります。

企業アカウントがDMを解放するメリット

非公開にしている企業アカウントも多いものの、DMを開放する事には様々なメリットがあります。Instagram運用という観点にしてみると、非公開にするのがもったいないことがわかると思います。

企業アカウントがDMを解放するメリットについて説明していきたいと思います。

ユーザーの生の声を集められる

InstagramのDM機能を使うと、ユーザーの生の声を集めることができます。消費者のデータを集めるうえで、思うように数が集まらずデータとしては弱いと感じることもあると思います。InstagramのDM機能を使うと、たくさんの消費者の意見を集めることもできるので、商品開発に繋げるなどさまざまな使い方が出来る点も大きなメリットといえるでしょう。企業にとって有効的なマーケティングツールです。

ユーザーとの距離を縮められる

InstagramのDMがお問い合わせの窓口的な役割をしてくれます。電話での問い合わせだと場所も選びますし、かける時間を考えるなどハードルが高く感じることも少なくありません。DMは比較的身近なものですし、電話やメールよりもカジュアルな方法です。コミュニケーションをとりたいと思ったときに、お互いの距離を縮めることができるのも大きなメリットといえるでしょう。

エンゲージメント率のアップにより投稿の露出度が高まる

Instagramの特徴として「いいね」の数や「コメント数」によってエンゲージメント率が変わってきます。人気のある投稿が一目でわかるようになっているのも、InstagramのDMの良さといえるでしょう。エンゲージメント率の高い投稿は、それだけ多くの人に見てもらえるので(投稿の露出度が高まる)フォロワー数の増加にも繋がります。

InstagramのDMの送信方法・確認方法

InstagramのDMの使い方について、もっと詳しく知りたいと考えている人もいるのではないでしょうか。
これからDMを使った集客を進める上で覚えておきたい、送信方法や、確認する方法を紹介します。

DMの送り方

一言にInstagramからDMを送ると言ってもさまざまな方法があります。

DMを使った集客のためにも送り方のポイントを押さえておきましょう。

4つの方法をもとにそれぞれの送り方を紹介します。

●相手のプロフィール画面から送信する

相手のプロフィール画面からDMを送る手順は以下の通りです。

1.まずは相手のプロフィール画面を開きます
2.画面の右側にある「メッセージ」を選択します
3.メッセージを入力します
4.プロフィール画面からメッセージを送信して完了です

●相手のフィード・リール投稿から送信する

Instagramのフィード・リール投稿から送信する手順は以下の通りです。

1.まずは投稿もしくはリールの飛行機アイコンを選択します
2.送信相手が表示されているか確認します
3.見つからないときは検索します
4.メッセージを入力し「送信」を選択します

●相手のストーリーズから送信する

相手のストーリーズから送信する手順は以下の通りです。
ストーリーズからメッセージを送信するときは、すでに入力できる枠が表示されていると思います。

画面下部にあるメッセージ枠に直接入力します。

届いたDMの確認方法

InstagramのDMが届いたとき、どんな確認方法があるのか見ていきましょう。

DMの確認方法は大きく分けて3通りの方法があります。

  • アプリについている赤いマークのメッセージをタップします
  • PCからは、上部にある吹き出しマークを選択します
  • スマホの場合は通知機能をオンにして確認します

使うデバイスによってもDMの確認方法が変わってきますので、

それぞれの使い方についても把握しておきましょう。

フォロー・フォロワー外のユーザーからのDMは「リクエスト」にて表示されます。他のDMと表示される場所の違いがあるので「リクエスト」も一緒に確認するようにしておきましょう。また、リクエストに届いたメッセージのやり取りをしたいときは「承認」を選ぶとやり取りができるようになります。

DMが届いたときは、内容を早めに確認したうえで返信できるようにしておきましょう。

企業アカウントが集客にDMを活用する際のポイント

Instagramの企業アカウントでDMを活用するときに覚えておきたい、ポイントについて解説していきたいと思います。DMをもっと有効的に使うためにも覚えておきましょう。

クイック返信を利用する

Instagramの返信メッセージを「定型文」として登録しておく方法のことをいいます。DMに登録しておくといつでも、送信できるようになるので、一から入力する手間を省けるようになります。日々、同じようなお問い合わせをいただくことが多い企業や、DMの返信にそこまで時間を確保できないので、少しでも簡素化したいと考えている人にもおすすめです。定型文はさまざまなパターンを作っておくと、使える範囲についても、広がっていきます。

クイック返信は「設定」のなかにある「クリエイター」もしくは「ビジネス」を選択します。そのなかで「返信テンプレート」を選択すると文字の入力画面になります。よく使う文言は、定型文に登録しておくのをおすすめします。

「メイン」と「一般」のフォルダーを使い分ける

InstagramのDMフォルダには「メイン」と「一般」があります。

メインに届いたDMを長押しすると、一般フォルダにDMを移動できます。一般フォルダに登録すれば次回から自動的に振り分けられるようになります。Instagramの企業アカウントのみに表示される機能になるので、もし表示されていない人がいればアカウントの切り替えをおすすめします。

メインと一般フォルダの違いとしては、通知の範囲です。

一般フォルダのみでは、設定ができずメインのフォルダと一緒に登録する必要があります。基本的には大きな違いはないので、振替方法も自由に決められます。

重要なメッセージはフラグを付けて見落としを防ぐ

InstagramのDMにはフラグ機能も選択できます。重要なメッセージにフラグをつけることで、視覚的にもわかりやすくなります。絶対に返信しないといけないとわかっているメッセージを識別するためにも覚えておきましょう。フラグを付ける方法は、長押しするとフラグが表示され右上に三角のマークがつくようになります。見落とさないためにもフラグを積極的に使うようにしておきましょう。

InstagramのDM集客を効率化する「DM自動送信ツール」とは

集客・マーケティング活動にInstagramのSM機能を活用していきたいと考えているものの、人員の問題もあり十分なリソースが割けない企業も多いのではないでしょうか。人の手で行うには限界があるため、せっかくのチャンスを逃してしまう可能性があります。

そんな人にこそ「DM自動送信ツール」がおすすめです。DMはユーザーに対して効率的にアピールすることにも繋がります。1日1,000件と制限こそありますが、商品やサービスの価値を伝えられる機能です。24時間体制でのコメントにも対応しているので、リソースが割けない人にもおすすめです。

InstagramのDM自動送信ツールでできること

InstagramのDM自動送信ツールでできることは、使うツールによっても細かく変わってきます。
具体的にどのような機能が使えるのか説明していきたいと思います。

●DMの自動返信・管理

InstagramのDM自動送信ツールは、24時間体制で対応できます。ユーザーへのコメントやアクションの対応が遅れてしまうと、せっかくの購買意欲を下げる原因になってしまいます。業務の効率化や人的・時間的コストの削減にも繋がる部分になるので、ユーザーのアクションやコメントの対応を迅速に行えるように整えていきましょう。

●アンケート・キャンペーンの実施

InstagramのDM自動送信ツールは、APIを使ったツールの場合アンケートやキャンペーンの施策を行うことにも繋がります。指定したワードを使いコメントをしてもらうことで、抽選やクーポンなどのメッセージを送信することも可能です。興味関心の高いユーザーに対してアプローチできます。

●割引クーポンの配布

InstagramのDM自動送信ツールを使えば、割引クーポン配布などの施策を取り入れることができます。

お得な情報を伝えて購買意欲を刺激するための施策はもちろん、フォロワーの獲得や企業の認知度向上などのブランディング効果も期待できます。割引クーポンを配布することで来店数を増やせます。

●商品リンクの自動送信

Instagramで送信した商品やサービスのリンクをDM自動送信ツールを使い、自動送信ができるようになります。自動送信されたリンクを使い購入ページにすぐに移動できる分、購買意欲が落ちることなく商品・サービスを購入できるようになります。

まとめ

InstagramのDMを使った集客は、クイック返信やフォルダー分け、フラグをつけるなど使いやすい方法を選択するようにしましょう。DM自動返信機能も利用できるので、リソースに十分な余裕がとれない企業にとっても、業務の効率化に繋がると思います。

Instagramを使った集客のために今すぐにできることから始めていくようにしてください。

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