Instagramのリールとは?作り方・活用メリット・投稿のコツも

Instagramは、企業の集客手段としても欠かせないものです。数ある機能のなかでも、Instagramのリール動画を作って集客に繋げたいと考えている人もいるのではないでしょうか。

ただ、Instagramを使い慣れていないと、リール動画をどうやって作ったらいいのか、フォロワー以外のユーザーに対してどうやってアピールしたらいいのか悩むこともあると思います。

Instagramのリール動画について、詳しく説明していきたいと思います。

Instagramのリールとは?

Instagramのリールは、15秒から90秒の動画を作成・編集・投稿するものです。自由度が高く気軽に編集できることはもちろん、より多くの人に知ってもらうきっかけとしても使えます。ただ、動画を撮るだけでなく編集機能として、テキストを入力する・スタンプ・エフェクト・BGM(音楽)をつけることもできます。

他にも、Instagramのリードを使い既存の写真・動画を要求することもできるので、オリジナルの動画を作成したい人に最適です。リールは専用タブだけでなく、フィードや発見タブでも表示されます。そのため、フォロワー以外にも効率的にアピールすることに繋がります。

リールとストーリーズ・フィードの違い

Instagramのリールが、ストーリーズやフィードと何が違うのかわかりにくいと感じている人もいるかもしれません。

Instagramのフィードは、画像以外にもコメントなどが表示されるので、全体的にも画像が表示される範囲が狭くなります。その反面、リールは全体に表示されるので余計な情報が入りにくく没入感を感じられる良さもあります。

また、Instagramのストーリーズはハイライトとして残さないと自動で24時間後に消えてしまいます。リールのように投稿を積み上げられない点が大きな違いと言えるでしょう。Instagramの動画と似ているように感じるかもしれませんが、使い方も変わるので適した方法を選択できるようにしましょう。

リールとTikTokの違い

Instagramリールと、TikTokとの違いもわかりにくく感じるかもしれません。

もともとTikTokに寄せて作っているため、似ている特徴を持ち合わせています。違いといえば、仕上がりをどうしたいのかによってそれぞれの特徴をいかして使えるかどうかです。

洗練された美しさをもとめるのであれば、断然Instagramリールをおすすめします。TikTokも使いやすいツールではあるのですが、どちらかというとユニークなものが好まれ目立つものや奇抜なものg採用されています。そのため、Instagramリールと比較すると、洗練されているとは言えません。そもそもの対象や目的に合わせて使い分けるのをおすすめします。

企業がInstagramリールを活用するメリット

企業にとって、Instagramリールを活用することでさまざまなメリットが期待できます。

最も大きなメリットといえるのは、ユーザーにアプローチしやすいことです。画像では伝えることのできない繊細な情報を、リールを通してリアルに伝えることができます。具体的にどんなメリットが期待できるのか、詳しく説明します。

新規フォロワーの獲得が期待できる

企業がInstagramリールを使うことで、新規フォロワーの獲得が期待できます。リールが表示されるのは主に4カ所あり、リール専用タブ、プロフィール画面、発見タブ、フィードです。リール動画を見たいユーザーに対して動画を届けられるのはもちろん、興味を持ったユーザーに対してもフォローしてもらえる機会を作ることができます。もともと、Instagram出ハッシュタグを使ったアプローチが主流でしたが、他のSNSでも見てもらえる方法が、Instagramリールでもあるのです。

商品・サービスの認知拡大につながる

Instagramリールを使えば、商品・サービスの認知拡大にも繋がります。企業にとって、まずは知ってもらわないと購買には繋がらず、大きな課題となっているのではないでしょうか。Instagramリールは多くの場所に表示される仕組みになるので、より多くの人に情報を見てもらえる可能性があります。フォロワー以外にもアプローチできる機会が作れるので、企業のみならず個人に対しても使えます。

また、ターゲットが興味ありそうなハッシュタグをつけることで、より多くの人に投稿を見てもらうこともできます。ターゲット層が興味を持ちそうなリール動画を投稿するようにしましょう。

Instagramリールの基本的な作り方

Instagramリールの基本的な作り方を説明します。

STEP1:リールの作成画面を表示する

Instagramリールを作るためには、まずは「作成画面」を開きます。

ストーリーズの撮影画面を開く、もしくは投稿画面を開き「リール」を選択すると作成画面になります。作成画面を開いてすぐに、撮影するときの設定が表示されるようになっています。例えば、動画を撮影するための「リールアイコン」や「音源」「速度」「エフェクト」「タイマー」「位置合わせ」「Length」など、視覚的にアプローチできるようになっているので、タップするだけで使えて便利です。一つの機能のみを使うこともできますが、複数を組み合わせたうえで動画を撮影することも可能です。

STEP2:音源を選択する

Instagramリールは、音源をつけることができます。リールの撮影が終わったあとに「次へ」を選択すると、画面上部に音符のマークが表示されます。音楽を選択できる画面が表示されるので「おすすめ」から選択することもできますし、好みのBGMを選択することもできます。BGMはリール全体に使うこともできますし、部分的にバーを動かして調整することもできます。

また、音源を自分で録音して使う「ボイスオーバー」もあります。自分の声を使って動画の説明を入れることもできます。録音方法はボタン一つで操作できるので初めての人でも安心です。

STEP3:動画を撮影する

実際にInstagramリール動画を撮影します。事前に動画の「速度」や「撮影時間」を設定しておき、リールアイコンをタップして撮影を始めます。事前に設定をしておくと、動画の幅も広がりますし単調にならずに、最後まで見てもらえる可能性が高くなります。

また、撮影した動画に必要に応じてエフェクトを加えておきます。エフェクトのなかで希望のものを選択し、画面の中央下に位置しているエフェクトアイコンをタップします。エフェクトを反映させた動画の撮影ができるようになるので、好みに合わせて調整するのをおすすめします。

STEP4:撮影した動画を加工・編集する

Instagramリールの撮影が完了したら「編集画面」に切り替えます。編集を加えることで一気にクオリティが高まり、質の高い動画に仕上がります。例えば、動画のなかで不要な部分を切り取る、キャプションの入力、テキストやペイントなどの加工を加えることもできます。より多くの人に見てもらうためにも、ハッシュタグを入れるのは必要不可欠です。編集するときは「タイミング編集」をタップすると、今までInstagramリールで撮影した動画が一覧で表示されるようになります。さまざまな編集をしながら、違和感ない動画になるように調整していきましょう。

STEP5:カバー画像(サムネイル)を設定する

Instagramリールの編集ができたら「カバー画像(サムネイル)」の設定をしていきます。ユーザーが最初に目にする部分になるため、カバー画像選びは慎重に行うようにしてください。リールの再生動画回数にも影響する部分です。まずは「カバー編集」を選択したあとに、希望のカバー画像を選択します。動画のワンシーンもしくはカメラロールから選択できるので、興味を持ってもらえる画像を選ぶようにしましょう。

他にも、Instagramリールのプロフィールをシェアしたときに、表示位置を「プロフィールグリッド」にて調整することも可能です。

STEP6:完成したリール動画を投稿する

カバー画面を決めたあと「シェア」ボタンをタップするとリールの投稿が完了します。公開したあとに、リール画像を編集したくなることもあると思います。投稿したあとは編集できる部分とそうでない部分があります。投稿後に編集できないのは、メインの動画や文字スタンプ、エフェクト、BGMです。投稿後に編集できるのは、カバー画像、キャプション、タグ付けなどです。編集できない投稿内容を変えたいときは、いったん削除しなくてはいけなくなります。よく確認したうえで投稿するようにしてください。

Instagramリールの投稿効果をさらに引き出すコツ5選

何も考えずにただ動画を投稿していればフォロワーが集まるわけではありません。

いかに、リール効果を最大限まで活かせるかどうかによっても変わってきます。

Instagramリールの投稿効果をさらに引き出すために覚えておきたい5つのコツを紹介します。

冒頭の3~10秒以内にインパクトを与える

Instagramリールは、冒頭3~10秒の間にいかにインパクトを与え印象付けられるかどうかによって変わってきます。さまざまな企業が動画を投稿しているなかで、インパクトのない動画では、他のコンテンツに埋もれてしまう可能性があります。

冒頭にインパクトを持たせて、ユーザーの興味を惹きつけるようにしておくことが大切です。動画を最後まで見てもらえる可能性を高めることにもなり、飽きられてしまうリスクを減らせます。カバー動画も含めて印象に残るものを選ぶようにしましょう。

テロップや字幕をつける

Instagramリードの投稿効果を引き出すためにも、テロップや字幕を上手に活用していきましょう。動画を見て伝わるのはもちろんですが、誰が見たときもど”どんな動画なのか”がわかるようにしておくことは、ユーザーのための施策であり親切な動画といえるでしょう。

ちょっとした隙間時間に視聴する人もいるので、よりわかりやすくするためにテロップや字幕をつけておくことが大切です。周囲が騒音でうるさいときにも場所を問わずに使える機能といえるでしょう。

動画の長さとテンポを工夫する

Instagramリールは最大90秒まで動画を投稿できます。そのため、できるだけ長い動画にして情報を詰め込みすぎてしまう人もいます。ただ、長ければ言い訳ではなく、途中で離脱する可能性も出て来てしまいます。長いリール動画があってもいいのですが、あえて短いリール動画を投稿して何度も視聴してもらえるようにするのも、投稿効果を引き出すためのポイントになります。動画のテンポも意識しながら、飽きずに視聴できるものを投稿するようにしておきましょう。

最新のトレンドを取り入れる

Instagramリールは、最新のトレンドを意識して作るようにしましょう。Instagramを使っているユーザーの多くはトレンドに敏感な若年層です。そのため、トレンドの移り変わりも早く、話題が次々に変わっていきます。そのときに話題になっている商品やサービスを意識して動画を作れると、より多くの人に見てもらえる可能性が高くなります。トレンドを意識しつつ、自社の強みと合わせて紹介できるようにしてください。他社との差別化をいかに意識しつつ投稿するのかも課題となります。

キャプションに関連ワードやハッシュタグを入れる

Instagramリードにキャプションを追加するときに、関連ワードやハッシュタグを積極的に入れるようにしましょう。検索機能から流入したのがきっかけで、フォロワーになってもらえる可能性もあります。まずは商品やサービスを知ってもらうことが重要なので、キャプションのなかにも関連しているワードやハッシュタグを入れるようにしておきましょう。

リール動画をフォロワー以外のユーザーにも表示させるためには?

企業がInstagramリール投稿で新規フォロワーの獲得と、商品・サービスの認知拡大を目指すためにはまずはリールについて深く理解することが必要です。例えば”どのようなリール動画がリール専用タブや発見タブにおすすめとして表示されているのか”を理解しておきましょう。フォロワー以外の人にも見てもらえる可能性が高まります。おすすめされやすい動画の特徴について紹介します。

おすすめされやすいリール動画の特徴
・トレンドを意識している話題性のあるリール動画
・クリエイティブツールを使ったリール動画
・驚きに溢れた、今までにない体験の動画
おすすめされにくいリール動画の特徴
・解像度が悪く見えにくいリール動画
・テキストばかりで見ても面白くない動画
・よくありがちな定番のリール動画

印象に残るリール動画を投稿するためには、驚きや発見、ユーザーを喜ばせて注目を集めることが大切です。必要に応じて音楽やエフェクトを取り入れトレンドを意識した動画を作るようにしましょう。

まとめ

Instagramのリール動画は、ただ投稿するだけでなく、冒頭にインパクトを持たせBGMやエフェクトをいれつつ印象に残る動画を投稿するようにしましょう。そのためにも、Instagramリードについて、まずは理解すること。ハッシュタグの入れ方一つでも変わってくるので、ユーザー目線に立ったときにもっと見たいと思ってもらえるようなリール動画を投稿してフォロワーの獲得に繋げていきましょう。

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