MEO対策を始めようと考えている店舗管理者のなかには、リスティング広告で迷っている人もいるかもしれません。両方の施策を行うのは予算的や管理的な面を考えても難しい…と考えているのではないでしょうか。MEO対策とリスティング広告の両方の良さを取り入れた「MEO広告(ローカル検索広告)」という選択もあります。MEO広告とは何か、注意点も含めて紹介していきたいと思います。
目次
1. そもそもMEO対策とは
【参考サイト】https://quartet-communications.com/info/other-ads/58185#h-0
【内容・方向性】MEO対策についてあまり知識がない方に向けて、MEO対策の概要をざっくり説明する。
150~200文字程度で簡単に仕組みや特徴を説明したのち、「詳しい内容は下記の記事でも説明しています」などの文言とともに、下記内部リンクへの回遊も促す。
MEO対策とは、Googleマップを使い検索上位に表示させるための施策です。「地域名+業種名」でGoogle検索したときに、SEOよりもうえに地図の画像とともに表示されます。
お店の基本情報はもちろん、口コミや評判、メニュー、写真などもわかります。そのため、今から行きたいお店、もしくは近々行きたいお店を探しているユーザー向けに集客する手段にもなります。
2. MEO対策とリスティング広告の違い
リスティング広告は、GoogleやYahoo!で検索したときにトップに表示されているものです。施策を行うと即日に結果が反映され、スピーディーに施策を行いたい人にも向いています。
検索連動型広告とも呼ばれており、課金制でお金を払います。自然検索では上位に表示されなかった人にも見てもらいやすくなります。
MEO対策は、Googleマップで上位に表示させる施策になります。
それぞれウェブを使った広告ではありますが、仕組み自体は大きく異なります。リスティング広告とMEO対策のメリット・デメリットについて詳しく説明します。
2-1. MEO対策のメリット・デメリット
MEO対策のメリット
- Googleビジネスプロフィールは無料で登録できる
- SEOよりも上位に表示されるので見てもらいやすくなる
MEO対策に必要なGoogleビジネスプロフィールは無料で登録できるので、気軽に始められるのがメリットといえるでしょう。
MEO対策のデメリット
- キーワードの選定によっては思うような効果が期待できない
- 即効性がなく1ヵ月以上はみる必要がある
即効性がないため、施策が正しく行われているかわかりにくく感じることも。事前のキーワード選定によっても結果が変わってくるので注意しましょう。
2-2. リスティング広告のメリット・デメリット
リスティング広告のメリット
即効性がないため、施策が正しく行われているかわかりにくく感じることも。事前のキーワード選定によっても結果が変わってくるので注意しましょリスティング広告のメリッ
- 実店舗の有無に関わらず施策ができる
- 反映されるまでのスピードが早い
- MEOよりも上位に表示されるので視覚的にアピールできる
リスティング広告のメリットとして、実店舗の有無は関係ありません。課金すれば即日表示されるため、できるだけ早く効果を出したい人に向いています。
リスティング広告のデメリット
- 広告を出稿する費用がかかり負担になる
- 運用の状態に合わせて改善するため手間がかかる
リスティング広告のデメリットとして、クリックするたびに費用が発生してしまうため、ある程度予算を確保できる人向きの施策です。定期的に状態を見直しながら修正していかなくてはいけないので、手間もかかると覚えておきましょう。
3. MEO対策とリスティング広告を組み合わせた「MEO広告」について
MEO対策とリスティング広告の両方を組み合わせたものとして「MEO広告(ローカル検索広告)」があります。MEO広告は店舗の近くにいるユーザー向けにGPSを使って行うものです。
特定のキーワードで検索したときに、店舗情報を表示してくれます。
また、スマホだけに限らずパソコンで検索したときも、検索ワードのなかに地域名が入っていればローカル検索広告が表示される仕組みです。競合よりも上位に表示される可能性があり、検索しているユーザーに対してアプローチできる良さがあります。また、費用対効果の良さもメリットといえるでしょう。
MEO広告はMEO対策・リスティング広告の両方の魅力を組み合わせた広告であるのがわかると思います。
4. 【4STEP】MEO広告の始め方|Google広告との連携方法
MEO広告を始めるうえで、具体的な手順を4ステップで説明します。
4-1. STEP1:Googleビジネスプロフィールに登録する
MEO広告を出稿するためには、事前にGoogleビジネスプロフィールに登録し、オーナー確認を行う必要があります。オーナー確認が済んでいる人は、次にSTEP2に進んでください。また、Googleビジネスプロフィールの登録方法については、以下の記事にて詳しく解説していますので参考にしてください。
(内部リンク:「マイビジネス オーナー確認」)
4-2. STEP2:Google広告のアカウント作成・設定をする
Google広告のアカウントを作成していきましょう。
1. まずは、Google広告にアクセスします
2. トップページにある「今すぐ開始」を選択します
3. 広告の主な目標を選択します
4. スマートモードという簡易的なアカウントが開設されるので「エキスパートモードに切り替える」をクリックして、Google広告の細かな昨日まで使える設定に変更します
5. お店やサービス名を入力し次に進みます
6. ウェブサイトのURLを入力します
7. Googleアナリティクスの設定を選択します
4-3. STEP3:住所表示オプションを有効にする
住所表示オプションを有効にする手順です。
1. Googleビジネスプロフィールの管理画面を選択します
2. 広告と広告表示オプションを選択します
3. 上部にある広告表示オプションを選択します
4. +ボタンをクリックして住所表示オプションを選択します
4-4. STEP4:ローカル検索キーワードによる広告を設定する
Googleビジネスプロフィールの登録と、住所表示の設定が終わると自動で広告が掲載されるようになります。また、店舗情報を調べるためのキーワードが対象になるため、必要に応じて追加作業を行うようにしましょう。
5. MEO広告を出稿する際に注意しておくべきポイント
MEO広告の注意点として、Googleマップ上だけでの広告出稿はできないことです。独自の広告メニューがあるわけではなく、リスティング広告に住所表示オプションを追加することになります。そのため、リスティング広告の配信も必須になるため、出稿する際には注意するようにしてください。あくまでもオプションの扱いになるため、細かな設定ができるものではありません。
まとめ
MEO広告はリスティング広告とMEOの両方の良さをとった出稿方法です。店舗情報を収集しているタイミングで広告を掲載できるので、露出の機会も増え見つけてもらいやすくなります。また、MEO広告を出して見てもらえたとしても、Googleビジネスプロフィール情報が充実していないとチャンスを逃してしまいます。MEO広告を出すうえで事前に確認しておきましょう。