みなさんこんにちわ。今回は内部施策についてお話します。

今回皆さん良く聞いたことのある内部施策がどういうのかお話していきます。

内部施策とは何か

SEOは大きく分類して、外部対策・内部対策の2つに分けることができます。
外部対策は自サイト外で行うSEOで、被リンク数を増やすためやsnsやブログなど使って紹介していく施策などがあてはまります。

一方の内部対策はその名のとおり自サイト内で行うSEOです。
具体的には、

  • サイトマップを作成する
  • パン屑リストを作成する
  • サイト構造を最適化する
  • タグを最適化する

といった施策が内部対策に含まれます。これらの各対策の詳しい解説をお話しします。

なぜ内部施策が必要になってくるのか。

結論から言うと、内部対策はGoogleにコンテンツ内容を適切に伝えるために必要です。

そもそも検索順位というのは、
1  クローラー(Googleのウェブサイト情報を収集するプログラム)の巡回
2  ページのインデックス(サイト情報がGoogleのデータベースに登録されること)
3  順位の決定(インデックスされた情報を元に、アルゴリズムにより順位を決定)
という3ステップで決定されています。簡単にいうとGoogleマイビジネスに登録して頂いて内部施策を行うという事になります。

すなわち、良質なコンテンツを良質であるとクローラーに伝える施策が必要なのです。

以上の説明から、内部対策には2つのやるべきことがあることが分かります。

1  クローラーの巡回を促す

先程の順位決定のプロセスの最初に、「クローラーの巡回」があります。

そもそもサイトをクローラーが巡回しないと、検索結果に表示されることはないのです。そのため、クローラーをサイトに呼び込み、インデックスしてもらいたいサイトをもれなく巡回させる必要があります。簡単に言うと、クローラーとは、インターネット上に存在するWebサイトや画像などのあらゆる情報を取得し、自動的に検索データベースを作成する巡回プログラムのことで、Google や Bing(Microsoft) などの検索サイトを提供している企業がそれぞれ運営しています。Web上を這う(クロールする)ことから「クローラー」と呼ばれます。

2 サイトの内容をクローラーに適切に伝える

サイトにクローラーを呼び込んだら、今度はサイトの内容がきちんとインデックスされる必要があります。すなわち、サイトのコンテンツがどのような内容を表しており、どのようなキーワードで検索された際に表示すべきコンテンツなのかを伝える必要があるということです。

ユーザビリティを上げるための施策

近年急速に発達してきたスマートフォンやタブレットの影響で、広く使われるようになったモバイルファースト。言葉の通り「モバイル端末向けのサイトを先に作る」という意味ではありません。モバイルファーストとは、アクセスしてくるユーザーの端末・環境に合わせたコンテンツを作るということです。ユーザーがPC、スマートフォンなどどんな端末で見たときにも、自社のサイトが見やすい・使いやすい仕様になっているかを確認する必要があります。

最近では、2021年3月末にすべてのサイトが「モバイルファーストインデックス(MFI)」に移行されたことにより、よりモバイルファーストなサイトであるかが評価されるようになってきました。

最近では、2021年3月末にすべてのサイトが「モバイルファーストインデックス(MFI)」に移行されたことにより、よりモバイルファーストなサイトであるかが評価されるようになってきました。

モバイルファーストを実現するにはまず、自社サイトを訪れるユーザーが何を求めているのかを検証する必要があります。自分たちのサイトは、PCの方が使い勝手が良いのか、スマホやタブレットの方が使い勝手が良いのか、実際にユーザーはどの端末で自社サイトを利用することが多いのか、2回、3回とサイトを訪れるユーザーは何を求めてサイト内を遷移しているのか、などの情報を検証します。

そのうえで、サイトをレスポンシブ対応するだけで済むのであれば、モバイルファーストされたサイトということになります。

ところが、検証した結果、ユーザーが使用端末毎に用途を使い分けているのであれば、その動きに対応する必要がありますし、訪れる回数により見るコンテンツが違うのであれば、それにも対応する必要があります。

例えば仮に、ホテルの予約サイトを作っていたとします。

予約当日にホテルに訪れるために使用するアクセスページや予約画面の表示は、地図など外で見ることが多いのでスマホやタブレットが多いかもしれません。しかし、予約する前にどのホテルを予約するか選ぶ段階では、PCの前に座りじっくり探す人が多いという検証結果が出るかもしれません。

こうしたユーザーの行動分析を行った後にはじめて、ユーザーの動きを考えPCとモバイルの役割分担を明確にしたうえで、モバイルファーストされたコンテンツをどう作り込むか、実践段階に入る必要があります。

まとめ

最後になりますが、内部施策・SEOで成果をあげたい方にはコンテンツマーケティングがおすすめです。しっかりと対策を取って頂いて、最適化していきましょう。